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バカラ博士

フィボナッチ法

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リスク★★★☆☆(中)
リターン★★★☆☆(中)
難易度★★★☆☆(中)
タイプネガティブプログレッション(負け時増額型)

フィボナッチ法とは

フィボナッチ法は、13世紀イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見した「フィボナッチ数列」をベッティングに応用した戦略です。フィボナッチ数列とは「1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55…」のように、前の2つの数字を足して次の数字を作る数列です。自然界のあらゆる場所(ひまわりの種の配列、貝殻の螺旋、銀河の渦巻き)に現れることで知られています。

この数列をベット額に適用することで、マーチンゲール法よりも穏やかに賭け金を増やしながら、負けを回収していく仕組みです。マーチンゲール法が「2倍ずつ」急激に増加するのに対し、フィボナッチ法は「約1.618倍ずつ」(黄金比)で増加するため、資金の消耗が緩やかです。

ダランベール法では物足りないがマーチンゲール法はリスクが高すぎる——そんな方にとって、フィボナッチ法はちょうど中間に位置する「バランス型」の回収戦略です。ただし、数列の管理が必要なため、手動での運用は難易度が上がります。

仕組み・ルール

フィボナッチ数列(ベット額の基準)

数列の各数字に基準額を掛けたものがベット額になります。 基準額1,000円の場合:

数列の位置12345678910
数列の数字11235813213455
ベット額1,0001,0002,0003,0005,0008,00013,00021,00034,00055,000

### 基本ルール

  1. 基準額を決める — 例:1,000円
  2. 数列の最初(位置1)からスタート — 1,000円をベット
  3. 負けた場合 — 数列を1つ進める(次の数字のベット額にする)
  4. 勝った場合 — 数列を2つ戻す(2つ前の数字のベット額にする)
  5. 数列の最初に戻ったらリセット — 1サイクル完了

具体的な流れ

基準額1,000円の場合:
  • 位置1:1,000円ベット → 負け → 位置2へ
  • 位置2:1,000円ベット → 負け → 位置3へ
  • 位置3:2,000円ベット → 負け → 位置4へ
  • 位置4:3,000円ベット → 勝ち → 2つ戻って位置2へ
  • 位置2:1,000円ベット → 勝ち → 2つ戻って位置1(最初)へ → リセット

注意すべきポイント

  • 「勝ったら2つ戻る」がこの戦略の核心。1つ戻るのではなく2つ戻ることで、段階的に損失を回収する
  • マーチンゲール法のように1回の勝ちで全額回収はできないが、数回の勝ちで確実に回収に向かう
  • 数列の位置を正確に追跡する必要があるため、手動では管理が難しい

シミュレーション(具体例)

基準額1,000円で10ハンドプレイした場合のシミュレーションです。

ハンド数列位置ベット額結果損益累計損益
111,000負け-1,000-1,000
221,000負け-1,000-2,000
332,000負け-2,000-4,000
443,000負け-3,000-7,000
555,000勝ち+5,000-2,000
632,000勝ち+2,0000
711,000負け-1,000-1,000
821,000勝ち+1,0000
911,000勝ち+1,000+1,000
1011,000勝ち+1,000+2,000

### シミュレーション解説

10ハンド中5勝5敗で最終損益は+2,000円。注目すべきは4連敗後の回復過程です。4連敗で-7,000円まで膨らんだ損失が、5ハンド目の勝利(+5,000円)で-2,000円に。さらに6ハンド目の勝利(+2,000円)で損益ゼロに回復しています。

マーチンゲール法なら4連敗後のベット額は16,000円ですが、フィボナッチ法では5,000円。同じ4連敗でも必要なベット額が3分の1以下で済んでいます。その代わり、損失回収に2回の勝利が必要でした。これがフィボナッチ法の「穏やかだが段階的な回収」の仕組みです。

メリットとデメリット

メリット

1. マーチンゲール法より穏やかな増加 ベット額の増加率が約1.618倍(黄金比)のため、マーチンゲール法(2倍)よりも資金の消耗が緩やかです。同じ連敗数でも、必要な資金が大幅に少なくて済みます。10連敗時のベット額はマーチンゲール法の約半分です。 2. 数学的に美しい回収構造 「勝ったら2つ戻る」というルールにより、連敗分の損失を複数回の勝利で段階的に回収します。1回の大勝負に頼らないため、回収の確実性が高いです。 3. ダランベール法より効率的な回収 ダランベール法は1単位ずつの増減で回収に時間がかかりますが、フィボナッチ法はより大きな幅で増減するため、少ない勝利回数で損失を回収できます。

デメリット

1. 数列の管理が必要 「今、数列のどの位置にいるか」を常に把握する必要があります。プレイ中にメモを取るのは非現実的で、頭の中だけで管理するのは10ハンドを超えると困難です。 2. 長い連敗には依然として弱い マーチンゲール法よりは穏やかですが、10連敗でベット額は基準額の55倍に達します。基準額1,000円なら55,000円。資金の限界やテーブルリミットに達する可能性はあります。 3. 損失回収に複数回の勝利が必要 マーチンゲール法のように「1回勝てば全回収」とはいかず、数列を最初まで戻すには複数回の勝利が必要です。回収途中で再び連敗すると、数列がさらに進んでしまいます。

UNITでの使い方

フィボナッチ法は、全20種の戦略の中でも「手動運用が最も難しい」戦略のひとつです。

手動プレイの問題点:
  • 「今、数列のどの位置にいるか」を常に記憶・記録する必要がある
  • 勝った時に「2つ戻る」計算を正確に行う必要がある。間違えると戦略全体が崩壊する
  • ゲームのテンポが速いと、数列の管理が追いつかない
  • プレイ中にメモを取るのは周囲の目もあり現実的ではない
UNITを使うメリット:
  • 数列の位置を自動追跡。勝敗を入力するだけで、次のベット額が即表示されます
  • 「2つ戻る」計算も自動。計算ミスによる戦略崩壊がゼロになります
  • 数列がどこまで進んでいるか一目でわかるため、リスク状況を即座に把握できます
  • フィボナッチ法のリスクが高まったと感じたら、ダランベール法やフラットベットにワンタップで切替可能

フィボナッチ法は「UNITがなければ実質的に使えない」と言っても過言ではない戦略です。この戦略の真価を発揮するには、正確な数列管理が不可欠であり、それを人間の頭だけで行うのは非現実的です。

この戦略と相性の良い戦略

ダランベール法 — フィボナッチ法よりさらに穏やかな回収を求める場合に。フィボナッチ法で数列が進みすぎてリスクが高まった時の「退避先」として有効です。 逆フィボナッチ法 — フィボナッチ法の真逆で、「勝ったら数列を進め、負けたら2つ戻す」ポジティブプログレッション型。連勝時に利益を伸ばしたい局面で切り替えます。 マーチンゲール法 — フィボナッチ法の回収速度では間に合わないと感じた時に。リスクは上がりますが、1回の勝利で損失を全額回収できます。

よくある質問(FAQ)

Q. フィボナッチ法はマーチンゲール法より安全ですか? 同じ連敗数で比較すると、フィボナッチ法の方がベット額が小さく、必要資金も少ないため「より安全」と言えます。ただし、損失回収に複数回の勝利が必要な分、回収に時間がかかります。「安全だが遅い回収」と「危険だが速い回収」のトレードオフです。 Q. 資金はいくら必要ですか? 基準額の88倍以上を推奨します(数列の位置10まで耐えられる額)。基準額1,000円なら88,000円。マーチンゲール法の同等レベル(基準額の1,023倍)に比べると、必要資金は約12分の1です。 Q. なぜ手動では難しいのですか? フィボナッチ法では「今の数列位置」「勝った場合の2つ前の位置」「次のベット額」を常に把握する必要があります。5〜6ハンドまでは暗記できても、連敗が続いて数列が進むと管理が困難になります。1回の計算ミスで回収計画全体が狂うため、UNITのような自動計算ツールが事実上必須です。

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バカラはギャンブルであり、損失のリスクがあります。UNITはベッティング戦略の管理を支援するツールであり、特定の結果を保証するものではありません。