マーチンゲール法
マーチンゲール法とは
マーチンゲール法は、18世紀のフランスで生まれたとされる最も歴史の長いベッティングシステムです。ルールは非常にシンプルで、「負けたら賭け金を2倍にする」。これだけです。そして1回でも勝てば、それまでの損失がすべて回収され、さらに最初の1単位分の利益が残るという仕組みです。
バカラを始めたばかりの方が最初に出会う戦略であり、「負けても取り返せる」という安心感から、世界中で最も多く使われています。しかし、そのシンプルさの裏には「連敗時に賭け金が指数関数的に膨らむ」という大きなリスクが隠れています。
マーチンゲール法は、短期的な勝率こそ高いものの、1回の大きな連敗で資金をすべて失う可能性があるため、「ハイリスク・ローリターン」の戦略として分類されます。資金管理の基礎を学ぶ上では非常に重要な戦略ですが、これだけに頼り続けるのは危険です。
仕組み・ルール
基本ルール
- 基準額を決める — まず1単位の金額を決めます(例:1,000円)
- 基準額でベットする — 最初のハンドは基準額(1,000円)を賭けます
- 勝った場合 — 次のハンドも基準額(1,000円)に戻します
- 負けた場合 — 次のハンドで賭け金を2倍にします(2,000円)
- さらに負けた場合 — さらに2倍にします(4,000円)
- 勝つまで繰り返す — 勝った時点で基準額に戻し、最初からやり直します
なぜ損失が回収できるのか
基準額1,000円で3連敗した場合を考えます。
- 1ハンド目:1,000円ベット → 負け(累計損失:-1,000円)
- 2ハンド目:2,000円ベット → 負け(累計損失:-3,000円)
- 3ハンド目:4,000円ベット → 負け(累計損失:-7,000円)
- 4ハンド目:8,000円ベット → 勝ち(回収:+8,000円)
累計損失7,000円に対して8,000円を回収するため、最終的な損益は+1,000円(基準額1単位分の利益)となります。何連敗しても、1回勝てば必ず基準額分だけプラスになる。これがマーチンゲール法の数学的な仕組みです。
注意すべきポイント
- 賭け金は「2のn乗」で増加するため、連敗が続くと急激に膨らみます
- 10連敗した場合、11ハンド目のベット額は基準額の1,024倍になります
- 多くのテーブルにはベット上限(テーブルリミット)が設定されており、上限に達すると戦略が破綻します
シミュレーション(具体例)
基準額1,000円で10ハンドプレイした場合のシミュレーションです。
| ハンド | ベット額 | 結果 | 損益 | 累計損益 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1,000 | 勝ち | +1,000 | +1,000 |
| 2 | 1,000 | 負け | -1,000 | 0 |
| 3 | 2,000 | 負け | -2,000 | -2,000 |
| 4 | 4,000 | 勝ち | +4,000 | +2,000 |
| 5 | 1,000 | 勝ち | +1,000 | +3,000 |
| 6 | 1,000 | 負け | -1,000 | +2,000 |
| 7 | 2,000 | 負け | -2,000 | 0 |
| 8 | 4,000 | 負け | -4,000 | -4,000 |
| 9 | 8,000 | 勝ち | +8,000 | +4,000 |
| 10 | 1,000 | 勝ち | +1,000 | +5,000 |
### シミュレーション解説
このシミュレーションでは10ハンド中6勝4敗という結果でした。注目すべきは8ハンド目です。3連敗により累計損失が-4,000円まで膨らんでいますが、9ハンド目で8,000円をベットして勝利し、一気にプラス圏に回復しています。
最終損益は+5,000円。勝つたびに基準額の1,000円ずつ利益が積み上がる仕組みが確認できます。ただし、もし8ハンド目以降も連敗が続いていた場合、ベット額は16,000円、32,000円と膨らみ続け、資金が尽きるリスクがありました。
メリットとデメリット
メリット
1. 仕組みが非常にシンプル 「負けたら2倍」というルールだけなので、初めてシステムベットに挑戦する方でもすぐに実践できます。計算も単純で、暗算でも対応可能です。 2. 短期的な勝率が高い 1回でも勝てば損失を回収できるため、短いセッションでは高い確率でプラスになります。バカラの勝率は約50%なので、5連敗以上する確率は約3%程度です。 3. 損失回収の仕組みが明確 「いつか1回勝てば取り戻せる」という心理的な安心感があり、プレイ中のストレスが比較的少ないです。デメリット
1. 連敗時の賭け金が指数関数的に増加 基準額1,000円でも、10連敗で1,024,000円のベットが必要になります。「ありえない」と思うかもしれませんが、バカラで10連敗する確率は約0.1%。1,000ハンドプレイすれば統計的に1回は起こり得る確率です。 2. リスクとリターンが極端にアンバランス 勝つときは基準額の1単位分(1,000円)しか得られないのに、負けるときは資金のすべてを一度に失う可能性があります。「コツコツ勝って、ドカンと負ける」典型的なパターンに陥りやすいです。 3. テーブルリミットで戦略が破綻する 多くのテーブルにはベット上限が設定されています。上限に達した時点でこの戦略は機能しなくなり、損失を回収する手段がなくなります。UNITでの使い方
マーチンゲール法は計算が単純なため、手動でも実行可能です。しかし、実際のプレイでは以下のような問題が起こりがちです。
手動プレイの問題点:- 連敗中に感情が高ぶり、冷静に2倍計算ができなくなる
- 「もう1回だけ」と基準額を上げてしまい、ルールが崩れる
- テーブルリミットに気づかずベットしようとする
- 勝敗を入力するだけで、次のベット額が自動表示されます
- 感情に左右されず、機械的にルール通りのベット額を算出します
- マーチンゲール法のリスクが高いと感じたら、ダランベール法やパーレー法にワンタップで切替可能です
マーチンゲール法だけに頼るのではなく、局面に応じて20種の戦略を使い分けることで、リスクを分散しながらプレイを楽しむことができます。
この戦略と相性の良い戦略
ダランベール法 — マーチンゲール法のリスクが高いと感じる方に。同じネガティブプログレッション(負け時増額型)ですが、増加幅が穏やかで、資金の変動が緩やかです。 パーレー法 — マーチンゲール法と真逆の発想。「勝ったら2倍」にするポジティブプログレッションで、連勝時に利益を伸ばします。マーチンゲール法と交互に使い分けるプレイヤーも多いです。 グランマーチンゲール法 — マーチンゲール法の強化版。負けるたびに2倍+1単位を追加するため、回収時の利益が大きくなりますが、その分リスクも増大します。よくある質問(FAQ)
Q. マーチンゲール法は本当に勝てますか? 短期的には高い確率でプラスになります。しかし、長期的に使い続けると、いつか必ず大きな連敗に遭遇し、それまでの利益をすべて失うリスクがあります。「必ず勝てる必勝法」は存在しません。マーチンゲール法も例外ではなく、資金管理のひとつの手段として理解してください。 Q. 資金はいくら必要ですか? 基準額の少なくとも127倍(7連敗に耐えられる額)を推奨します。基準額1,000円なら127,000円、基準額10,000円なら1,270,000円が目安です。ただし、これでも8連敗以上には耐えられません。余裕を持った資金管理が重要です。 Q. マーチンゲール法が向いている人はどんな人ですか? 短時間のプレイで小さな利益を安定的に得たい方に向いています。ただし、「大きな損失を受け入れる覚悟がある」ことが前提です。連敗時に冷静さを保てない方や、資金に余裕がない方には他の戦略(ダランベール法やフラットベット法)をおすすめします。UNITでマーチンゲール法を始める
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